FC2ブログ

ぱろしょ出張所

創作小説投稿サイト「ぱろしょ」の管理人たちが書くゆるいブログ。 一話が数行で終わる超ショートショートを書いてみたり、無とはなんなのか。なんでもいいや、という境地を見出す感じのブログです

まったり系小説投稿サイト「ぱろしょ」は↓です。わりとしっかり小説を書きたい人はぜひぜひ。
「ぱろしょ」はモノカキのための
都市開発せずに小ネタを探すのが楽しいハートフル都市開発RPG「市長と秘書RPG」正式版公開中!
mandsrpg.png

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
その日、私は一人で買い物に出掛けていた。

買い物帰りに気紛れで買ったスクラッチくじで一万円が当たり、その足で焼肉屋にいった。
誰か呼ぼうかとも思ったが、近しい者は皆予定があるとかで、だから今日私は一人で買い物をしていたことを思い出した。

「レバー5人前とユッケ5人前と冷麺とラーメン」
私は好きなメニューを注文した。
注文したものと一緒に、薄めに延ばした長方形の餅がテーブルに置かれた。
ウェイターがかっこよかったので判断が鈍り、それが何なのか聞きそびれた。
トッポギは丸餅だし、そもそも頼んでいない。
よくわからないが、食べるものだから、と思って金網にのせて軽く焼いたら変化が現われた。
″合計 \6380″
どうやらこの餅は炙り出しお会計伝票だったらしい。
金網から降ろし、ひとまず食べる方に集中した。
レバーを注文しすぎた、という事実には向き合わないことに決めた。


40分程で全てをたいらげ、冷めて硬くなった餅伝票で会計を済ませた。
レシートも餅だった。
硬くて財布に入らず、仕方なくバッグに直接入れた。
店を出るともうすっかり夜の帳は落ちており、四月も後半だというのに冷たい夜風が頬を撫でていった。

歩いて、飲食店街を抜けた頃。

ああ、炙り方を工夫すれば安くあがったなあ。
何も書かれていない不可解なレシートをライターで炙った時、そんな事に気付いたのだった。


   30


-終-




束ねたレシートが、切り餅みたいだなあと思って書きました。

今日の朝に携帯で書いたのをPCにうつしたらその短さに驚き。
あえて書き加えず、ほぼそのまま掲載。
画面が小さいから100文字200文字ですら長く見えるんですよねえ。
媒体によって適正な文字数も変わるんだ、うん。



(くすぶった火・ビビンバ吉田)
スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://notimo.blog28.fc2.com/tb.php/142-c7c43de1

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。